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2 調査結果

(5)原料糞畜種別

使ってみたい堆肥として選択した堆肥を原料畜種で分け、選択理由などを集計した。

@ 堆肥を選択した理由

 牛糞、混合糞では「十分に腐熟」が最多だった。鶏糞では「サラサラ」(手触り)が最多だった。また、鶏糞で「臭いがよい」が他畜種と比べ目立った(図30〜32)。

図30 牛糞を原料とする堆肥を選択した者が選択の理由としてあげた事項
図31 鶏糞を原料とする堆肥を選択した者が選択の理由としてあげた事項
図32 複数畜種糞の混合堆肥を選択した者が選択の理由としてあげた事項
A 堆肥施用の目的

牛糞、混合堆肥選択者では「物理性改善」を中心とした類似した施用目的であったが、鶏糞堆肥選択者は「化学肥料替わり」等、他の施用目的の割合も多かった。

図33 牛糞堆肥選択者の施用目的

図34 鶏糞堆肥選択者の施用目的

図35 混合堆肥選択者の施用目的

B 年間10a当り堆肥投入可能金額

牛糞堆肥、混合堆肥では5,000〜7,900円が最も多かった。鶏糞堆肥では3,000〜4,900円が最多であった(図36)。

図36 年間10a当り堆肥投入可能金額(原料畜種別)