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新年のごあいさつ

岡山県農林水産部長  
 村上 行範

 謹んで,新年のごあいさつを申し上げます。皆様にはお健やかに新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。
 また,日ごろから本県畜産行政の推進につきましては,ご協力・ご支援を賜り心よりお礼申し上げます。
 昨年は,トルコや台湾での大地震や国内で初めての臨界事故など,天災や人災が相次ぎ,また,長引く景気の低迷で,県内においても消費や雇用が落ち込むなど,社会経済情勢が混沌とした年でありました。
 このような情勢のなか,農業においては担い手の減少や高齢化の進展,耕作放棄地の増加等を背景として,国は農業基本法を38年ぶりに改正して,新たに「食料・農業・農村基本法」を制定し,食料自給率の向上,農業・農村の多面的機能の発揮,農産物の安全性対策など,農業・農村の活性化などを図ることとなりました。
 また,国民の環境に対する関心の高まりに対応するため,「環境3法」が制定されるなど,新しい農政の方針が打ち出されたところであります。
 本県としましても,これらの法律を追い風として,「21おかやま農林水産プラン」に基づき,先進的で活力にあふれる農林水産業づくりの推進といきいきとした農山漁村の形成を進めていきたいと考えております。
 このため,畜産においては環境対策を最重点課題として,後継者の養成をはじめ,飼料基盤の整備,家畜改良の促進,価格安定対策の強化を図るとともに,総合畜産センターや家畜保健衛生所を中心にクローン等新技術の開発・普及やO−157及びサルモネラ等の食中毒に対する生産段階での衛生対策等,一連の施策を積極的に推進し,消費者へ安全な畜産物を安定的に供給して参ることとしております。
 また,いよいよ本年11月に「第11回全日本ホルスタイン共進会」及び「第3回全日本ジャージー共進会」が灘崎町において開催されます。酪農や畜産物のみならず全国に「晴れの国岡山」をPRする絶好の機会でもあり,21世紀の幕開けに相応しい盛大な祭典となりますよう,皆様方のより一層のご支援をお願い申し上げます。
 最後になりましたが,2000年という記念すべき年が輝かしいものでありますよう,また,皆様方のご健勝とご多幸をお祈り申し上げて新年のごあいさつといたします。