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第21回岡山県和牛経営発表会開催される
・最優秀賞に新見市の小川さん・

社団法人岡山県畜産会

 平成12年3月2日(木)に久世町のエスパスセンターにおいて,岡山県和牛経営発表会(畜産会及び経済連等8団体で構成)主催の第21回岡山県和牛経営発表会が,関係者180名の参加のもと,盛大に開催されました。
 この発表会は,肉用牛振興施策の一環で,中核的和牛経営者の育成と優良技術の普及を目的として毎年行われており,本年は次の3名の発表がありました。
・「和牛の増頭をめざして」
   新見市法曽  小川 軍紀
・「放牧で,らくらく繁殖経営」
   苫田郡富村  山崎 博嗣
・「和牛に魅せられて・ゼロからの挑戦・」
   御津郡加茂川町 加茂川町ストックファーム
小泉 早苗
 この中から,人工授精業務を通じて地域の仲間との交流を深める傍ら,資金的に無理のない増頭を行い,超早期親子分離等の高い飼養技術と熊野粗飼料供給センターの結成による低コスト生産等で高所得を実現した新見市の小川さんが最優秀賞に選ばれました。なお,今回の発表会は,審査委員長から3人とも最優秀賞にできないかと打診があったほどレベルが高く,優秀賞の2名も大変素晴らしい内容でありました。
 また,経営発表後には,岡山県総合畜産センター古好秀男所長が「岡山県における種雄牛作りについて」と題し,また,午後からは兵庫県農業共済組合連合会家畜臨床総合研修所の中野恭治所長が「繁殖和牛の飼養管理」と題しての講演があり,大変有意義な1日となりました。
 ※発表会資料の希望がありましたら,岡山県畜産会まで御連絡ください。