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新春のごあいさつ

社団法人 岡山県畜産会
会長 池田 隆政

 新年あけましておめでとうございます。
 皆さま方には,さわやかな新春をお迎えのことと存じます。
 昨年を振り返ってみますと,「ファームフェスタ2000 inおかやま」と銘うった第11回全日本ホルスタイン共進会並びに第3回全日本ジャージー共進会が,中四国地方で初めて岡山県灘崎町で開催され,本県の成績は予想を上回る好成績をあげ,全国に岡山酪農の雄姿を示すことができ,更にはイベントにおきましても岡山らしさがでて,集客数も計画を上回るすばらしい催しとなり,畜産の振興に大きな弾みとなりました。
 しかし,我が国で92年ぶりに口蹄疫の発生,大手乳業会社での食中毒の発生等,畜産に対する不信感を醸し出すような事件や,鳥取県西部大地震,三宅島の噴火,更には国政の混迷等私達の生活に不安感を与える出来事の多い年でもありました。
 このような情勢の中で,今年早々には国の各省庁が再編され,農林水産省畜産局は生産局畜産部となるほか,4月には各試験場等の独立行政法人が発足する等の一層の行政改革が進展し,成果に対する評価が下されることとなるようです。
 一方,畜産現場においても畜産物価格への市場原理導入や環境保全に対する取り組み等ますます厳しさが増してくることが必至であるとともに,消費者ニーズもこれまで以上に多様化してくるものと考えられます。
 とは申しましても,食糧,就中高品質な畜産物の安定供給は不可欠の課題であり,これまでに蓄積されたベテランの経験,女性の感性,若い力等を結集して,チャレンジすれば21世紀畜産は明るい見通しが見えてくることと存じます。
 私どもの畜産会といたしましては,めまぐるしく変化する畜産情勢に対処するため,畜産経営者は言うに及ばず,中央,地方の関係機関との連携を一層密にして,経営改善支援,環境保全対策等に総合的に対応できる機関として本県の畜産の発展に貢献して参る所存でございます。
 そのためには,各種調査や情報収集・分析にこれまで以上の御協力をお願い申し上げますとともに,各種事業の推進に努力して参りたいと考えておりますので,今後ともよろしくお願いいたします。
 また,平成14年9月に岐阜県で開催が計画されている「第8回全国和牛能力共進会」に向けての取り組みがすでに始まっておりますが,本会といたしましても積極的に協力して参りたいと考えております。
 終わりになりましたが,21世紀の幕開けに当たる本年が新たな畜産発展の出発点となり繁栄していくよう,また,畜産経営者,関係機関の方々にとって輝かしい年になりますよう心から御祈念申し上げ,私のごあいさつといたします。