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〔畜産会ニュース〕

第39回岡山県枝肉共進会報告

 第39回岡山県枝肉共進会〈JA岡山経済連主催〉が平成12年12月10日a〜14日eに県営食肉地方卸売市場で開催されました。
 〈第1部〉和牛去勢50頭,〈第2部〉和牛雌15頭,〈第3部〉肉豚30セット・60頭が出品され,農林水産大臣賞(第1部の最優秀賞首席)には,藤井健治郎(JAきびじ)さん出品の「池鶴高」が,農林水産省畜産局長賞(第3部の最優秀賞首席)には足見養豚場(JA阿新)出品の「タルミ3」が選ばれました。
 なお,和牛では脂肪交雑に,肉豚では枝肉重量,肉質および脂肪付着に重点を置き審査が行われ,下表のとおり最優秀賞受賞者が決定しました。
 審査報告では,「和牛の枝肉は全般に均称・肉付が良好で,格付でも肉質4等級以上の割合が去勢51.0%,雌で53.3%と大きく改善され,肉豚についても全般的に肉付きが良好で背腰が広く,腿は充実しており,特に枝肉重量は均一化されており,近年でも特に優秀な成績であった」と講評があり,最終日のセリ販売では,活発な取引となり,全頭が完売されました。
 また,14日には畜産物フェアーが開催され,朝早くから多くの方々の来場がありました。特に試食コーナーでは暖かい豚汁,美味しい牛・豚の串焼きが提供され,例年同様和やかな雰囲気に満面の笑みが広がっていました。