ホーム岡山畜産便り > 岡山畜産便り2001年7月号 > MALAWI(マラウイ共和国)

〔特別寄稿〕

“THE WARM HEART OF AFRICA”
というキャッチフレーズをもつ MALAWI(マラウイ共和国)

岡山家畜保健衛生所 錦 織 拓 美

 日本政府から委託されている一事業として国際協力事業団(JICA)が,青年海外協力隊の派遣を行っています。協力隊の派遣期間は2年間で,年3回(7月・12月・4月)毎年総勢約1,000名派遣されています。
 私は,98年9月初めまで岡山家畜保健衛生所に勤務し,その後,3ヶ月間の福島県二本松市で行われた派遣前訓練を終了し,98年の12月9日にマラウイ共和国へ向けて成田を出発しました。
 今回は,派遣されていた「マラウイ共和国」について紹介します。


マラウイの国旗

昇ってくる太陽(赤色)は「全アフリカ大陸の希望と自由の夜明け」………黒色
中間部は「マラウイの自由と独立のために戦死した人々の血」………赤色
下部は「マラウイの絶えることのない草の緑」……………………緑色

@ マラウイ湖(Lake Malawi)が国土の20%を占める。
 (ア) 世界遺産に指定されており,めずらしい魚介類が生息。

マラウイ湖

A ずっと続く平地には所々に街や集落があり,あとは丘,岩や山地など起伏に富む地形。
 (ア) 平地の木々は半分がマンゴー,湖岸ではときにバオバブも。野生動物は5つの国立公園の中にしか生息していない。
 (イ) 山地では雑木,ところによれば松林も見られる日本より少し低めの木々が植生する。

集落
バオバブの木

B 標高約1,100mの高地で,年中を通し日本よりも過ごしやすい気候。
 (ア) 雨期(12〜3月)・乾期(4〜11月)の2つの気候。
 (イ) 乾期中はほとんど降雨なしで,セーターが必要になるくらいにしだいに寒くなる。
 (ウ) 雨期は主食のメイズ(とうもろこし)の耕種時期。
C 幹線道路は1本しかなく舗装道路だけれど,残りの道路はダート。
 (ア) 雨期には,雨がこの舗装道路にぼこぼこと穴を開け,ダートは上下にうねるような車泣かせの状態に。
D 首都は,中央部リロングウェ。二番目は南部の商業の街,ブランタイヤ。
 (ア) 主要産業は農業とサービス業。輸出物は,紅茶,タバコにとうもろこし。
E 1964年7月6日,英国より独立。共和制でバキリ・ムルジ大統領が統括。
F 人口は約1,095万人。バンツー系アフリカンでチェワ族など7部族が在住。
  公用語は英語とチチェワ(現地語)。
 (ア) あいさつの大好きなマラウイアン。
 (イ) ちなみに
   「ムリヴァンジ? お元気ですか?」
   「ンディリヴィーノ。私は元気です。」

※ 航路は ── 成田あるいは関西空港→シンガポールあるいは香港→南アフリカ(ヨハネスブルグ)
         →マラウイ(リロングウェ)
  全旅程時間は約30時間
    
 ☆お薦めの気候は,10月頃!!