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〔特集〕

平成14年度事業計画重点項目

おかやま酪農業協同組合

各事業の実施方針及び重点事項

1)信用事業

 @ JA岡山電算センターのシステムを利用し,総合,普通,貯蓄,定期,当座の各貯金,定期積金を取り扱う。
 A 乳代金及び各事業の精算金(乳代相殺分を除く)は,貯金口座で決裁できるように推進する。
 B 乳代からの積立金(貯蓄貯金へ乳量1s当り5円の積立)等により,貯蓄貯金及び定期貯金,定期積金を推進する。
 C 組会員が必要とする資金の貸付を行うほか,制度資金およびリース事業を取り扱う。
 D 内国為替業務を行う。
   主たる預け入先は岡山県信用農業協同組合連合会本所とし,為替,ネット等の決済を行う。

2)販売事業

 @ 生乳計画生産の推進
   生乳計画生産の的確な実施により,生乳需給の安定を図る。
 A 受託販売の強化と適正乳価の確保
   中国生乳販売農業協同組合連合会が行う一元集荷,多元販売等指定団体機能強化のため,積極的に支援を行い,適正な乳価の確保に努める。
 B 生乳流通の合理化
   生乳流通の広域化に対応した,CS施設等の整備と合理的な集送乳体制を確立し,流通コストの削減に努める。
 C 乳成分取引の推進
   適正な乳成分取引を推進する。
 D 乳質向上対策の推進
   高度で効率的な生乳検査を実施し,乳質の向上と安全性を期する。
 E 消費拡大の推進
   生乳の需要拡大のため,牛乳,乳製品の消費拡大を図る。

3)購買事業

 @ 選定委員会の設置
   組合員,学識経験者,指導担当職員等で構成し,新製品の開発,推奨品目の選定を行う。
 A 協議会の設置
   各事業所等に設置し,利用拡大を図る。
 B 担当職員の育成と確保
  ・ コンサルタントができる担当者の育成につとめる。
  ・ 組合員の要望への早急な対応ができる体制を整える。
  ・ 研修会等開催し,必要な情報提供を行う。
 C 流通体制
  ア 倉庫,SP
   ・ 使用する倉庫,SP
     西大寺SP,水島事業所倉庫,鴨方事業所倉庫,玉島SP,津山SP,津山支所蒜山倉庫
   ・ 合理的,効率的な運営を図る。
  イ 配送体制
   ・ 直送体制を推進し,合理的な配送を行う。
   ・ 小口配送体制の合理化を図る。
 D 品質管理
   適正な倉庫管理と検査体制を整備し,安全で高品質な飼料,資材の供給を図る。
 E 価格低減対策
  ア 配合飼料
    選定委員会で組合員のニーズに応じた品目に集約し,物量の確保による価格の低減を図る。
  イ 粗飼料
    予約購買の徹底により物量を確保し,大量仕入れによる価格の低減を図る。
  ウ その他資材
    品目の選定・集約により物量を確保し,価格の低減を図る。
 F 価 格
  ア 価格表は毎月提示する。
   ・ SP渡し
   ・ 庭先渡し
  イ 大口利用対策
    大口の利用者に対しては,奨励措置を講じる。

4)流通事業

 @ 乳用牛並びに肥育牛等の購入,販売,斡旋を円滑に推進する。
 A 哺育・育成農家,肥育農家の経営安定に努め,肥育牛,肉転牛の有利販売を推進する。
 B 後継牛の安定確保のため,育成牛の預託斡旋を推進する。
 C 育成牧場は,搾乳素牛の流通基地として活用し,肥育事業と受託肥育を合わせ行う。
 D 各種補助事業に取り組む。
 E 当面は地域の実態にあった流通を行い,組合利用を推進する。

5)生産指導事業

 @ 酪農指導機能の強化
   酪農経営の高度化,多様化する生産技術と経営管理技術に対応するため,専門的な経営診断が行える酪農経営コンサルタントを育成,確保し,配属する。
 A 生乳計画生産と経営の安定
   組合員の生産条件,飼養規模等経営形態に応じた的確な個人別生乳計画生産の実施により,生産量を確保し酪農経営の安定を図る。
 B ゆとりある生産性の高い経営体の育成と確保
  ・ 土地基盤に立脚した資源循環型の酪農を実現する。
  ・ 省力的かつ高度な飼養管理方式の導入により,生産性の高い酪農経営を実現する。
  ・ 飼料基盤を整備,拡充し,自給飼料生産を推進する。
  ・ ヘルパー,コントラクター等の酪農支援組織を育成し,支援する。
 C 担い手の育成と確保
   酪農跡地の活用により,後継者や新規就農者の円滑な継承を推進する。
 D 環境保全対策
   適切,効率的な糞尿処理を行う施設の整備と耕種農家との連携による堆肥利用促進のため,適切な対策を講ずる。
 E 乳質向上対策
   消費者に安全,安心,高品質な生乳を供給するため,乳質向上対策を講ずる。
 F 生産者と消費者との交流促進
   生産者と消費者の相互理解に立った酪農を促進するため,酪農グリーンツーリズム並びに教育ファーム等により交流を促進する。
 G 情報化への適切な対応
   IT時代に対応する生産技術,経営管理等の酪農情報のネットワーク化を確立する。

6)改良登録事業

 (1) 凍結精液事業
  @ 凍結精液の取扱団体(窓口)として,乳用牛,和牛凍結精液の円滑な供給に努める。
  A 現状の凍結精液配布組織を維持し,事業を推進する。
 (2) 登録事業
  @ 改良の基本である登録については,全戸全頭登録を目標に推進する。
  A 現在の登録事業推進体制を踏襲し,事業を推進する。
  B 本県としても家畜個体識別システム研究開発事業に早急に取り組むため,地方協議会等体制について関係機関と協議を進める。
 (3) 地区乳牛共進会
   乳牛改良の比較,検討に併せ,広く情報交換の場とし,引続き地区共進会を開催する。
 (5) 牛群検定事業
  @ 検定成績を利用し,飼養管理及び乳牛改良等,指導の徹底を図る。
  A 検定員の確保並びに育成を図るとともに,検定事業を農協指導担当職員,酪農後継者育成の事業としても活用する。

7)診療授精事業

 (1) 診療事業
  @ 関係機関との事業提携を行い,協調と融和の中に乳用牛の予防衛生と指導診療を平行して合理的に実施する。
  A 当面は診療実施地域を継続しながら,将来的には公的機関に委ねる。
  B 繁殖障害,乳質指導等の指導診療は全県下に普及する。
  C 当面,地域の実態にそってスタートする。
 (2) 受精卵移植事業
  @ 各市町村ET研究会等の組織と連携して,組合員のニーズに合った事業を推進する。
  A 優良受精卵を活用し,乳牛改良の推進と付加価値の高い産子の生産を推進する。
  B 優良受精卵の販売を行う。
  C 各補助事業に取り組みながら受精卵の利用,普及・定着を図る。
 (3) 授精事業
  @ 関係機関との事業提携を行い,乳牛改良と繁殖成績の向上を目的とし,授精業務を合理的に実施する。
  A 当面は地域の実態にそってスタートする。