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〔蒜山だより〕

第38期 新1年生の紹介

(財)中国四国酪農大学校 教務課 守屋 吉英

(財)中国四国酪農大学校 第38期生入学記念 平成14年4月4日

 今春も蒜山の地に新1年生が,それぞれの想いを抱いて入学しました。希望に燃えている彼らについて,簡単な紹介をさせてもらいます。
 入学してきた第38期生28名の学生の内訳ですが,男子学生22名で女子学生6名です。ここ数年続いた新入生の男女比が崩れる構成となっています。殆どの学生が農業関係の高校からの進学ですが,普通科高校卒・大学卒の学生も数名入学してきました。出身地で見ますと,岡山県出身者が7名(うち女子1名)で,北は栃木県から南は熊本県と広範囲に渡っています。特に嬉しいことは後継者が,約半数の13名となっていることです。
 そんな生まれも育ちも違う新入生達の学校内での1日は,午前5時30分からの搾乳実習で始まりますが,初めのうちこそ緊張感という電波が体内時計を活性化しているらしく,開始5分前には搾乳当番の学生全員が集合していました。しかし,入学後1カ月も経つ頃になると,自慢の体内時計も誤差を生じ時間ギリギリの集合となることもあります。但し,この頃には遅れそうな学生を他の学生が起こしに行ったりと,横の繋がりも出来始め,全寮制ならではの協力体制も少なからず芽生え始めています。また,食後の食器洗いなども当番以外の学生が手伝ったりするといった光景も見られます。こういった,小さな思いやりの積み重ねは人間性の立派な人に成長したり,一生涯を通じた親友をつくる基礎に成るものと確信しております。
 2年間,酪農経営の基礎を勉強して本校を卒業する頃には,入学当時のこの写真と同様に1人も欠けることなく社会に飛び立って行ってもらうよう職員一同期待しております。

初放牧の風景 (財)中国四国酪農大学校

写真の紹介:例年に比べ暖かな気候と適度な雨により,放牧地の牧草の発育が良く昨年よりも1週間早い4月18日に初放牧を行いました。約5ヶ月間,牛舎の中で過ごしてきたジャージー牛が蒜山三座の懐で,待ちわびていた春を謳歌しています。