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農業大学校旭分校2年生を紹介します。
彼の名前は立川孔一,阿哲郡哲多町出身で,新見北高校を卒業し,平成13年4月から農業大学校に在籍している大変真面目な青年です。
同期生は32名ですが,畜産を選択しているのは立川君のみであり貴重な存在です。
畜産課程には和牛コースと中小家畜コースがありますが,彼は和牛コースを専攻しています。
なぜ,和牛コースを専攻したかを尋ねたところ,「将来は和牛経営で身を立てたい。規模は40頭以上,できれば放牧による和牛繁殖経営を行いたい」との夢をもっているようです。
畜産を選択する場合,1年生の終わりの3ヵ月間(1月から3月まで)と2年生の初めから9ヶ月間(4月から12月まで)の1年間は農業大学校旭分校である総合畜産センターでの講義,実習が待っており,本校と分校の行き帰りには本校の同期生にはない大変な苦労をしています。
現在,彼は和牛繁殖経営における子牛の早期離乳の有用性に関心をもっており,写真のとおり畜産センターで子牛の哺育・育成に取り組んでいます。
彼の夢が,着実に現実のものとなっていくよう職員一同大いに期待しています。
読者の皆さん,彼にご声援をよろしくお願いします。