本県では，おかやま和牛肉のブランド確立や地産地消の推進に積極的に取り組んでおりますが，この度，関係機関の協力により「おかやま和牛肉弁当『武蔵』」が駅弁等として誕生し，発売されておりますので皆様にご紹介します。
　商品化までには，名前を何にするか，和牛肉はステーキかスライスか，包装は竹皮を使用するか，色々話し合う中で，おかやま和牛肉は松阪牛や神戸牛と比較して名前が売れていないことからそのままの名称では難しいということで，思案した中で１月から始まるＮＨＫ大河ドラマ「武蔵」なら全国的にインパクトがあり，売れるのではないかということになりました。
　武藏のロゴはＮＨＫ大河ドラマと同じものを使用し，併せておかやま和牛肉のロゴも印刷し，高級さを感じて頂けるようにしています。
　和牛肉は，銘柄肉であるおかやま和牛肉の規格３−４以上のものを使用しております。
　その他の食材にも，武蔵の出身地である大原町の黒豆など全て県内産を使用しこだわりをもたしています。また，武藏にちなんで二刀流の刀を付けるなど遊び心をもたしています。
　和風仕立てにされた味は和牛の風味，香りが絶妙。すし飯の中にもごぼうを入れた工夫で，和牛の味をさらに引き立てています。また，錦糸卵がすし飯と和牛の橋渡しになり，食べやすくなっています。おかずの中には，県産の特産品「黒豆」，漬け物，葉わさびも使用されています。
　販売は岡山駅の１Ｆ又は２Ｆの（株）三好野でしているほか，注文をすれば届けて頂けます。価格は1,050円（消費税込み）でやや高いと思われる方もいらっしゃいますが，見て，食べて楽しめるこの弁当を一度召し上がれば納得して頂けることは間違いなしです。