ホーム > 岡山畜産便り > 岡山畜産便り2004年2月号 > 〔普及現場からの報告〕 〜地域に開かれた牧場を目指して〜 |
今回は倉敷市下津井で酪農を営むとともに地元の小学生や中学生に牧場を開放し,農作業体験の受け入れを行っている難波牧場を紹介します。
牧場から瀬戸内海が一望
労働力:3人(本人・父・母)
飼養頭数:19頭
牛舎面積:フリーバーン 396平方メートル
牛舎内部 |
堆肥舎 |
牧場横の田んぼを小学校に提供し,稲の栽培体験研修を行っています。今年は地元の幼稚園児を招いての田植えを行い,収穫までの全て手作業で行います。下校途中や休日にも多くの児童が押しかけて稲の生長に目を光らせています。収穫したお米は学校給食と幼稚園のもちつきに提供され,好評を得ています。
また,地元中学生を対象に平成12年より毎年酪農を中心とした農作業体験の受け入れを行っており,本年も3日間の研修に12人が訪れました。
児童との交流はその一時に終わるのではなく,研修が終わっても家族と共に牧場に多くの人が立ち寄るようになりました。
今後ともより多くの人が訪れる地域に開かれた牧場を目指しています。
農作業体験 |
農作業体験 |