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〔消費者のページ〕

畜産物の安全・安心に対する消費者の意識
(おかやまミート&ミルクフェスティバルアンケート調査から)

社団法人岡山県畜産協会

 我が国におけるBSEの発生,畜産物の不正表示,更には鳥インフルエンザの発生等から,畜産物に対する「安全・安心」の問題が消費者の大きな関心事になっております。また,米国におけるBSE発生,東南アジア,中国等の鳥インフルエンザ発生による牛肉や鶏肉の輸入停止に伴い,畜産物の需給に大きな混乱を引き起こしたことは周知のことであります。
 このような情勢をふまえ,畜産物に対する理解を深めていただくために,今年の3月に「おかやまミート&ミルクフェスティバル」を開催し,基調講演「地域から創る食の文化−安全・安心をめざして」のあと県産畜産物,加工品の紹介・試食及び意見交換会等を行ったところ,約200名の方々の参加をいただき,乳肉に対する関心の高さが伺われ大盛況のうちに終了いたしました。
 そのときに参加された消費者の方々に「安全・安心に対する意識アンケート」を併せて実施しましたので,その概要をご紹介します。
 アンケートには123名の方が協力くださいました。男女別では男性36%,女性64%,年齢層別では60歳代37%,50歳代20%,40歳代12%と続き,熟年層の方々がほとんどでした。
 先ず,イベント参加についての感想(Q1)では,非常に高い評価が得られ,内容的(Q2)には,やはり地場産の畜産物を見て食べることで県産畜産物の良さを評価いただけたものと思われ,今後ともこのようなイベントへの参加(Q3)したいという意向が伺われました。

 次に安全に対する意識についてですが,必要な表示では(Q4)表示に対する意識は高いものの各々意見にばらつきがあったが産地表示,生産者表示,生産履歴表示等に関心があると思われました。購入するとき重視する事項(Q5)については産地が41%,賞味期限が30%と安全に対する関心の高さが伺われました。
 更には,安全・安心情報に対する経費に対する意識(Q6)を尋ねたところ,消費者は応分の負担は当然,又は受け入れるべきと理解できる回答が得られ,安全はただではないといった意識が浸透していることが伺われました。

 また,地域食材に対する評価は安全・安心のうえからも重要と考えられていること,食品の安全等の情報提供に対する意識の強さ等にも多大の関心があるものと思われました。その他,県内産畜産物の安全性の情報提供やPR,販売店等の紹介等が必要であるといった貴重なご意見もいただけました。
現在,岡山県畜産協会では,畜産物の安全と安定的な供給等に係る,消費者,流通関係者,生産者相互が理解し合える体制づくりに積極的に取り組んでいるところでありますが,今後は3者の情報がスムーズに提供できる体制づくりに努めてまいりたいと考えておりますので,ご協力,ご指導を賜りますようお願いいたします。