ホーム > 岡山畜産便り > 岡山畜産便り2006年10月号 > 〔トピックス〕「畜産ふれあい体験交流会」を開催

〔トピックス〕

「畜産ふれあい体験交流会」を開催

社団法人岡山県畜産協会

 畜産物の生産現場や畜産の果たしている役割等について,消費者や児童生徒の理解を促進するとともに,「食の大切さ」「命の尊さ」を醸成することを目的に,8月26日に,蒜山酪農協の蒜山ジャージーランド,育成牧場及び中国四国酪農大学校第2牧場において「畜産ふれあい体験交流会」を開催しました。参加者はほとんどが岡山市周辺にお住まいの,小中学生26名,大人14名で,80%が初めての体験者でした。

 ふれあい体験は,午前中にジャージーランドでアイスクリーム作りを体験しみんなで食べた後,育成牧場に移動,4班に分かれて,餌やり,ブラシかけ,乳搾り,心音の聴診を体験しました。昼食はジンギスカン鍋に舌鼓を打ちながら談笑,午後は中国四国酪農大学校第2牧場で,放牧場の柵のペンキ塗り,牧場の仕事の紙芝居,ミルキングパーラーでの搾乳見学の体験や酪農経営に夢をふくらませる酪大生の話を聞いたり,質問に答えてもらったりしました。
 今回の畜産ふれあい体験で感じたことは,子供も大人も畜産現場に対して非常に興味を持っており,アンケート調査でも交流会の感想に,来て良かった,楽しかった,予想以上に良かったとの回答が多く,ほぼ目的が達成されたものと思われました。
 具体的には,子供たちは牛とのふれあいについて,初めて触った,暖かった,またしてみたいと答えた子供が多く,人も牛も同じ生き物,命の大切さを感じたといった回答もかなり見られました。また,餌やり,乳搾り,アイスクリーム作り,牧柵のペンキ塗り等に大きな興味を示しておりました。
 大人も子供たちと同じような感想を持たれたようでしたが,アイスクリーム作り,牧柵のペンキ塗りには子供ほど興味はなかった様子でした。大人だけへの設問ですが,酪大生との話し合いで,酪農に就きたい気持や酪農の仕事に一定の理解ができ,もっと話を聞きたい様子が伺われました。

 今回の催しで,実施することができなかったが,子牛のほ乳,牧草の収穫等にも興味をもっており,あらかじめ体験の希望を取り入れる等により,畜産に対する理解を深めていくことが大切であるが,時間や季節の制約のなか,いかにテーマを絞り込み,効果の大きい催しにできるかを考えさせられました。

 また,大人の参加者は,畜産物の安全性に対する関心も高く,このような機会を捉え情報提供の重要性を感じました。
 当協会では初めての取り組みであり,今回の反省点を生かして今後とも「畜産ふれあい体験交流会」「畜産物の加工調理体験教室」等を開催し,高い関心を持ちながら家畜と接する機会の少ない多くの子供達や消費者に対して一層の畜産理解向上と食育の推進に努めてまいりたいと考えております。