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〔トピックス〕

「和牛の林間放牧研修会」を開催

社団法人岡山県畜産協会

 国をあげて自給飼料の増産運動が展開され,岡山県でも様々な取り組みが行われており,畜産協会ではこれまで耕作放棄地や水田での放牧推進研修会を開催してきましたが,9月23日に新見市の「まなび広場にいみ」において林間放牧研修会を開催しました。
 この研修会は森林の下草を未利用資源としてに畜産に活用し,和牛飼育及び山林の省力管理とあわせて林畜の複合化をねらいに行ったものです。
 当日は畜産・林業関係者50名の出席があり,島根県中山間地域研究センターの吉岡孝専門研究員,山口県防府市の林間放牧実践農家山本喜行氏の講演を行いました。
 吉岡研究員からは林地や遊休農林地に放牧を取り入れ和牛の飼養管理労力の軽減と下草利用による飼料費の節減,低コスト生産技術の検討など林間放牧を定着させるための研究内容の紹介がありました。
 山本氏は40歳で農林業を継ぎ山林10haにヒノキを植林,和牛を導入して経営の複合化と省力化を目指して林間放牧に取り組まれています。牛を放牧することで林相の景観も良くなっていき,日本草地畜産種子協会の畜産展示牧場の指定も受けるなど,山本氏のこの取り組みは生産はもとより,研究や教育・研修の場,都市と農村の交流の場として地域の注目と期待を集めております。