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産地づくり交付金を畜産に活用しよう!

岡山県農林水産部畜産課

 水田において,稲発酵粗飼料等の転作作物を栽培し,産地づくり交付金(米政策に係る助成金)を有効に活用している事例がありますので,その概要についてご紹介します。
 産地づくり交付金は,地域水田農業ビジョンに基づき,交付金の使途と単価を地域が自由に設定できる仕組みになっています。

1 地域水田農業ビジョンって何?

 地域水田農業推進協議会が作成する「将来の地域水田農業の設計図」です。@様々な目標数値 A交付金の活用方法 B担い手リスト等が記載されます。平成19年度以降は,毎年点検・見直しされることになりました。

2 地域水田農業ビジョンって誰が作るの?

 地域水田農業推進協議会(市町村,農協,農業共済組合,農業委員会,土地改良区,担い手農家,実需者,消費者団体など地域の実情に応じて構成)が作成します。
 稲作担当者だけでなく,畜産担当者が積極的に関わり,耕畜連携で地域を活性化するようなビジョンを作成することが重要です。

3 有効活用事例

 全国では,次のような活用がされているので,各地域協議会でも,積極的に参考にして下さいますようお願いします。
(農業者の方へ:地域ビジョンに位置づけられないと交付金はでません。どんな取組に交付金が出るかについては,各地域協議会にお問い合わせ下さい)

栽培に対する助成

飼料調製等に対する助成

上記以外の活用方法