ホーム > 岡山畜産便り > 岡山畜産便り2007年7月号 > 〔県民局・支局だより〕モオーっと元気に!酪農イキイキ大作戦 |
平成18年7月,美作県民局等の主催により,全国的な牛乳消費量の落ち込みに直面している酪農について意見交換会が開催され,消費・観光・生産などさまざまな立場の方からご意見をいただくことができました。
「子どもにおいしい牛乳を飲ませたい。」
「牧草・牛・乳製品は良質の観光資源だ。」
「ビンに顔写真が載せられるような牛乳はつくれないものか?(つくりたい)」
「地元に愛されてこそブランド」
「お客様に聞かれても,乳搾り体験できる場所がなかなかない。」…つまり酪農とは,そうです。デイリーでスペシャルなのだー。(なんだかルーO柴みたいですけど)エリアのトレジャーなのだー。地域の宝物なのです。
そのような中,酪農を核とした地域の活性化対策(特に観光,食育など)を蒜山地域(ジャージー酪農)でモデル的にやってみることとなったのです。4月26日には,真庭市長を会長とする「蒜山イキイキ楽酪協議会」が設立されました。
構成は観光,消費生活,学校,生産など関係12団体から成り,協働の精神のもと,その名のとおり,酪農の持つ豊かな魅力で地域をイキイキ楽しくするため,情報発信や交流活動を行います。
主な活動内容としては,
(1) 観光客・消費者のニーズ調査を実施します。将来的に特に滞在型観光客の増加が図られるよう,地域活性化のプランを練ります。
(2) 牧場へイッテミルク,学校へイッテミルク,カッコイー(囲いー:牧柵のことですよ)牧場作りなど,交流事業を通して消費者に正しい情報を提供していきます。
(3) 蒜山酪農協などのホームページから蒜山ならではの自然と人の情報を発信していきます。(蒜山を訪れてみたくなるような情報)などです。ただのイベント集団にならぬよう,息の長い活動を目指しています。動く(生きた)情報である生産者とジャージー牛にはめいっぱい活躍していただく予定です。最終的なイメージは,「四季を通して人が蒜山に集まる,その主役,脇役はジャージー酪農。」ですね。
時に派手に,時に地味に「酪農イキイキ大作戦」は展開されていきます。みなさん注目!そしてトゥゲザーしようぜ!(古いっ!)
おまけ:
そういえばNHK岡山放送局の「月刊岡山トラのアナ」〜 全国一 蒜山のジャージー牛の巻 〜(6月放送)のナレーターはルーO柴だったなー…。