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〔県民局だより〕

倉敷発!日本縦断チャリの旅
「たまごニコニコ大作戦」

備中県民局農林水産事業農畜産物生産課

 鶏卵は,「物価の優等生」,「完全栄養食品」として日常の食卓に欠かせない食材であり,日本での一人あたりの消費量は16.5s/年(約314個)と世界トップクラスであります。しかし,「卵は好きだがコレステロールが心配なので,1日1個まで」と決めている方は多いのではないでしょうか。
 今回は,このコレステロールに対する消費者の考えを打破するため「たまニコプロジェクト実行委員会」が設立され,「たまごニコニコ大作戦」が全国的に始動していますので,ご紹介いたします。
 「たまニコプロジェクト」とは,消費者のみなさんに卵のすばらしさをお伝えし,1日2個のたまごを食べようという「たまご2個で,みんなニコニコ」を推進していくプロジェクトです。
 このプロジェクトの火付け役は,鰍フだ初(倉敷市)の野田裕一朗さんです。このプロジェクトのメインイベントとして野田さん自身(自称「たまごかけごはん伝道師」)が,自転車で5ヶ月間かけて,「日本縦断チャリの旅」を実施します。計画では北海道を7月21日に出発し,12月に沖縄に到着することになっています。その道中で,このプロジェクトに賛同した生産者や団体がイベント(たまご検定,たまごかけごはん早食い大会,たまごにこにこ写真会など)を開催し,鶏卵の消費拡大を進めていくことにしています。
 「チャリの旅」の進行状況と全国各地でのイベントの開催予定等については,この実行委員会の委員長を務められる「たまご博物館」館長の高木伸一さんのホームページに随時更新されることになっておりますので,ご覧いただきたいと思います。(ホームページへは,検索エンジンサイトで「たまご博物館」と入力ください。)
 岡山県内でのイベントの予定は,以下のとおりです。現地に野田さんが自転車で駆けつけ,イベントを盛り上げてくださることになっています。


「日本縦断チャリの旅」の出発


 備中県民局では,9月30日に「倉敷チボリ公園10周年記念事業」の一つとして開催予定の「備中地域地産地消フェア」の中で,このプロジェクトを盛り上げていこうと準備を進めているところですので,皆様のご来場を心からお待ちしております。
 また,鰍フだ初では,自家生産農場の直売店として平成17年12月に「うぶこっこ家」(倉敷市玉島柏島)を開店しています。 自家農場直送の新鮮たまごとシュークリームやプリンなどのこだわりの加工品,また,お昼にはボリューム満点の卵(ラン)チメニューなど,直売店ならではのラインナップとなっていますので,ぜひお立ち寄り頂き,ご賞味いただきたいと思います。