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〔学校紹介〕

《牛に惹かれる生徒を育てる》

岡山県立久世高等学校

1.沿 革

 本校は昭和21年5月久世農林学院として設置・認可,昭和23年4月1日岡山県立久世農業高等学校として設置・認可され,現在に至る。

2.学科の紹介

(1)生物生産科
 《農》という大きなテーマの中で,のびのび専門的な知識や技術を身につけ,野菜・草花・畜産・バイオなどの生産管理と利用法について学習しスペシャリストを目指します。
 植物の特性やバイオテクノロジーの技術的特性,また,農業・農村の特性を生かしたグリーンライフについての学習・黒毛和種の繁殖飼育などの学習をします。

(2)食品科学科
 《食》を教材に専門的な知識や技術を身につけ,食品の加工・製造・分析について学習し,食のスペシャリストを目指します。
 加工食品は原料となる農産物の栽培から,製造・販売まで一貫した実習をします。また,食品の原料としての特性・性質を調べ製造方法・保存・品質について学習をします。

(3)家政科
 《生活》に密接に関わる知識や技術を身につけ,フードデザイン・ファッションデザインの学習に加え,家庭看護,福祉についても学びます。

3.H19年度の本校における生徒の活躍

 今年度,学校農業クラブ全国大会が広島県で行われました。本校から農業鑑定競技に生物生産科2年生小林弘典君が出場し優秀賞を受賞しました。また,家庭クラブでも「食育」をテーマにした研究発表が全国3位に入賞しました。さらに,家政科3年の上島恵里さんは北海道酪農学園大学が募集した「乳製品を使った料理コンテスト」に参加し最優秀賞に輝きました。生物生産科では《校内の美化》で花の植栽植裁を行っています。また,近隣の小学生と花の栽培などの交流を行いました。

〈畜産の教育〉
 1年生は農業科学基礎で水稲(コシヒカリ)の有機無農薬栽培を行いました。学校で飼育している黒毛和種の牛糞を利用し,栽培を行い生育調査・収量調査,その後食味試験として収穫した米でむすびを作り,試食しました。また,基礎的な管理実習や鶏の解体学習など「小家畜」の学習を行いました。
 2年生は「中・大家畜」の学習をします。主に和牛の飼育・繁殖の学習を行い,乾草の梱包収穫や飼料畑の耕耘実習も行いました。
 3年生は課題研究で妊娠末期の母牛体温測定を行い分娩時期の予測や子牛の発育調査,文化祭向けに牛車の練習をしました。
 畜産専攻生は放課後畜舎に集まり家畜審査の勉強を行い,岡山県学校農業クラブ家畜審査競技会において優秀な成績を修めることができました。
〈乳牛の部〉団体の部【優秀賞】
〈肉牛の部〉団体の部【最優秀賞】
  個人の部【最優秀賞】小野田聖吾
      【優秀賞】進 航希
 ※肉用牛の部,個人で最優秀賞に入賞した小野田君は全国和牛能力共進会,和牛審査競技会(高校生の部)に岡山県代表として出場しました。その結果,42都道府県から42名の参加がありましたが,小野田君は全国3位【優秀賞】に輝き,岡山県代表として活躍しました。

全国大会で優秀賞を受賞した小野田君 文化祭の牛車乗車体験の様子