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新年のごあいさつ

 岡山県農林部長    
和 田 秀 樹  

 謹んで新年のごあいさつを申しあげます。
 皆様にはお健やかに新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。
また,平素より本県畜産行政の推進につきましては,ご協力・ご支援を賜り心よりお礼申し上げます。
 昨年は「ジャージー導入40周年ならびに(財)中国四国酪農大学校創立30周年記念式典」の開催,酪農大学校の本館の竣工,酪農大学校と南オーストラリア州の酪農専門校との姉妹縁組の締結など多彩な年であり,また,千葉県で開催された全日本ホルスタイン共進会では第四部で優等2席に,また8頭が1等賞に入賞するなど,第9回大会を大きく上回る成績を収めることができました。
更に,肉用牛では第2富藤,藤花などの優秀な種雄牛が作出され,最近,和牛子牛価格が上昇し,乳牛では超高能力牛の雌雄判別受精卵による子牛生産技術に成功する他,高梁家畜保健衛生所の新築など,明るい話題の多い年でありました。
 一方,畜産をとりまく情勢はガット・ウルグアイラウンド農業合意の受け入れによる輸入畜産物の増加や産地間競争の激化に加え,高齢化の進行や後継者不足など多くの課題に直面しております。
 今後とも畜産の持続的発展を図るため,現在,国においては「酪農及び肉用牛振興基本方針」の見直しが行われておりますが,県においても長期展望に立った「酪農及び肉用牛生産近代化計画」を樹立することとしており,特に,生産性の向上と低コスト生産を推進するとともに,高品質な畜産物を安定的に供給するため,生産から流通消費にいたる一連の施策を積極的に展開してまいりたいと考えております。
 こうしたなか,平成12年には待望の全日本ホルスタイン共進会が岡山で開催されることになりました。この共進会は乳用牛の改良は勿論,本県の産業や文化を全国にPRする絶好の機会でもあり,西暦2000年という節目の年にふさわしい催しとなるよう取り組んで参りたいと存じますので,関係者皆様方の一層のご理解とご協力をお願い申しあげます。
 今年も,昨年に引き続き本県の畜産にとって明るい将来展望の開けるすばらしい年になりますよう,また,皆様方の一層のご発展を祈念いたしまして年頭のごあいさつとさせていただきます。