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畜産・酪農のPRをアンテナショップで

ホクラクディリープランナーK・K
代表取締役社長 椋 代 征 男

 ホクラクモウモウ工房>(美作インター入口)

 明けましておめでとう御座います。皆様には,お揃いで新年をお迎えのことゝお慶びを申し上げます。近年牛肉を始めとする畜産物の輸入自由化で本県の畜産も厳しい局面を迎えています。しかし,これも見方を変えて,農業を産業としてとらえ,自由経済の原則から考えれば当然の事です。物の流通を地域間,国家間で見れば,物と金が一方通行になる事が無いのは当たり前のことです。だが農は国の基本なり,国策的な食糧確保の面で見れば,経済活動のみで農業をとらえる事は出来ないと思います。その論議は,色々の分野でされていますが,時の政権,景気,外国の生産量,戦争,気象条件等でその論議は吹き飛んでしまいます。その時生産者は,生産者自身が農業を産業として捉えているかどうかで,生き残れるか否かが決まると思います。
 それでは,将来日本農業をどのように位置付けていくか…,それを考えるのは,生産者と生産者団体ではないでしょうか…?
 先ず農業者はそれぞれの生産物を農業者,農業団体の内部でのみ捉えず,一般社会に認知させる努力が大切です。その為には,生産物に季節感,産地感,価格破壊から始まり,売れる物を生産する,即ち高級品,低価格品,地域特産品(そこでしか買えない物)を生産し,販売店舗のセッティング販売時間帯破壊を図る事ではないでしょうか。又その対応を農業団体は,組合員による組合員の為の農協でなく組合員による組合員が社会の中にある農協にならなければならないと思います。
 そこでそれを推進するには,農協法の制約もあるので,農協の経済事業を農業団体全額出資の子会社で展開する事を考えるべきです。
 以上のような思いが一昨年5月にホクラク農協の子会社ホクラクミートKKと湯郷グランドホテルとの合弁会社,ホクラクディリープランナーKK(もうもう工房)として中国高速道美作インター入口にオープンしたのです。ホクラク農協は商品(食肉,酪農製品,野菜,地域特産品)を湯郷グランドホテルは顧客管理,集客をすることにしています。異業種間交流の効果とホクラク農協のアンテナショップとして期待しているころです。今年もホクラクディリープランナーKKで畜産酪農のPRに努めたいと思っていますので,ご来店を御待ちしております。