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「ひろば」

岡山県家畜畜産物衛生指導協会について

岡山県家畜畜産物衛生指導協会

1.生い立ち

 昭和30年代後半から昭和40年代の畜産は驚異的と言えるほど家畜頭羽数が増大した時期でありましたが,余りにも増大したことによって家畜の健康保持は従来実施されていた国,県防疫中心の予防対策のみでは,収拾がつかない状況になった事から国では昭和42年以降において家畜飼養者等による自衛防疫組織の育成強化を更に進めるために昭和46年家畜伝染病の一部改正によって国,県は家畜所有者,又は,その組織する団体が行なう家畜の伝染性疾病の予防のための自主的措置を助長する指導助言を強化することとなりました。

 平たく言へば,上述の事柄を踏まえて岡山県下の各市町村役場等に設置されていた家畜の自衛防疫組織を全部解体して県下一本で現在の衛生指導協会が「国の強い要望」によって誕生した次第であります。

2.陣容と業務内容

 昭和47年10月に任意団体として発足し昭和48年9月には社団法人に,その後,国県の指導によって基本財産を造成して体質が強化されました。当協会の出身母体が県下各市町村に設置されていた自衛防疫組織であった経緯から会員としては

等が会員であり,設立発足後,2度の増資もあって現在では102団体で構成されております。

 なお,協会職員は写真の様に本会には常務理事,事務局長,事務局次長,検査部長計4名と岡山支部に指導部長,真庭,津山両支部兼任で指導部長の計6名で構成しておりますが,女性書記として本会2名,井笠,高梁支部にそれぞれ1名が配置されております。

 本会業務の内容は大きく分類して業務体系1及び業務体系2の様に

に分類されますが,表1の自衛防疫主要事業では近年の畜産事情を反映して鶏関係以外は年々事業量が減少しております。

 表2−1,2の生乳検査も酪農家戸数等の減少があってこの分野も事業量が減少しております。

 表3の指定助成事業は平成3年度から実施されており事業量等に変化はありませんが関係機関の理解と協力によって9団体20集団が事業推進されており検査結果は陰性で極めて安全でクリーンな好況であります。

3.むすび

 紙面に制約があって,十分な記載等が不可能で誠に残念ですが,例えば記載が許された事業内容は全部ではなく,大仰の様ですが,その他諸々の事業がたくさんありまして執筆子もその業務量に仰天した次第であります。

 例えば生乳検査のみ取りあげてみますと検査サンプルを月間,県内6日間収集し,準備,検査,報告,後始末,染色液作成等に10日,その他の担当事業の計画立案,推進等々「少々の風邪」「少々痛い」とんでもありません。

 しかし畜産農家の頑張りを思えば,なんの,なんの!

  兎に角一生懸命!        了