ホーム>岡山畜産便り > 岡山畜産便り1997年2月号 > 第 7 回全共への取り組みについて |
1 現在までの状況
昨年11月末に,出品候補牛109頭の仮申請を行いました。(表1)
区 分 | 仮申請頭数 | 最終出品頭数 | 備 考 | |||
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第1区(若雄の1) | 2頭 | 1頭 | |||
第2区(若雄の2) | 5頭 | 1頭 | ||||
第3区(若雄の3) | 2頭 | 1頭 | ||||
第4区(若雌の1) | 22頭 | 1頭 | ||||
第5区(若雌の2) | 12頭 | 1頭 | ||||
第6区(若雌の3) | 9頭 | 1頭 | ||||
第7区(若雌父系牛群) | 1群7頭 | 1群4頭 | ||||
第8区(繁殖雌牛群) | 3群22頭 | 1群4頭 | 父牛は「藤花」 | |||
第9区(高等登録牛群) | 3群10頭 | 1群3頭 | ||||
小 計 | 91頭 | 17頭 | ||||
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第10区(肥育父系牛群) | 6頭 | 1群3頭 | 父牛は「藤花」 | ||
第11区(父系肥育去勢牛群) | 12頭 | 1群3頭 | 父牛は「第2富藤」 | |||
小 計 | 18頭 | 6頭 | ||||
合 計 | 109頭 | 23頭 |
これらの牛は,生年月日,飼養条件等に適合した所有者のはっきりしているもので,各地区の出品対策協議会から申し込みがあったものです。しかしながら,これらの牛からのみ「県代表牛」を決定するのではなく,今後異動する牛(特に若雄及び若雌の区)も対象になりますので,引き続き出品候補牛の選定を行っているところです。
1)種畜の部(第1〜9区)
仮申請をした出品候補牛は,若雄区(第1〜3区)を9頭,若雌単品区(第4〜6区)を43頭,若雌父系牛群区(第7区)を1群7頭,繁殖雌牛群区(第8区)を3群22頭及び高等登録群区(第9区)を3群10頭の計91頭です。
これらの出品候補牛については,平成9年1〜2月に本牛の現状調査と飼育農家への巡回指導を実施しているところです。
2)肉牛の部(第10〜11区)
肥育父系牛群区(第10区)については,「藤花号」の産子6頭(哲多町:荒戸山牧場)を,また父系去勢肥育牛群区(第11区)については,「第2富藤号」の産子12頭(川上町:深田牧場,落合町:新極牧場)を申請しています。
これらについては,平成8年4月の肥育農家への導入以降,月1度の巡回指導に出向き体重測定等実施しています。
なお,出品候補牛の発育状況については,表2に示しましたとおり,全頭とも順調に発育しています。
区 分 | 父 名 | 頭 数 | 測定値(平均値) | 備 考 | |||
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体重(kg) | DG(kg) | 体高(cm) | 胸囲(cm) | ||||
第10区(肥育父系牛群) | 藤 花 | 6頭 | 443.7 | 0.93 | 127.8 | 183.2 | 荒戸山牧場 |
第11区(父系肥育去勢牛群) | 第2富藤 | 12頭 | 489.3 | 1.05 | 128.6 | 190.1 | 深田牧場 新極牧場 |
2 今後のスケジュール
今後のスケジュールについては,表3に示しました。
年月日 | スケジュール |
H9.1.30 | 第7回全国和牛能力共進会開会式 |
H9.1〜2月 | 巡回指導(種牛の部),巡回調査(肉牛の部) |
H9.3.31 | 育種価による出品資格決定 |
H9.4月 | 選抜(種牛の部) |
H9.4〜H9.8月 | 全区の巡回指導の実施(随時) |
H9.4.30 | 正式申し込み |
H9.5月 | 第1回立会調査(本会) |
H9.6月〜7月 | 県内最終選抜(出品牛決定) |
H9.9.7 | 出発式 |
H9.9.9 | 出品牛搬入(肉牛) |
H9.9.9〜10 | 出品牛搬入(種牛) |
H9.9.11 | 開会式,個体審査(種牛),と畜解体(肉牛) |
H9.9.12〜13 | 個体審査(種牛) |
H9.9.13 | 審査・等級決定(肉牛) |
H9.9.14 | 審査・等級決定(種牛),展示・セリ(肉牛) |
H9.9.15 | 閉会式 |
主なものとしては,@仮申請を行った牛並びに新たに選定された対象牛について,3月末に育種価条件に適合するかチェックする。A全ての出品資格を持つ牛を4月30日に「正式申込」を行う。Bこれらの候補牛について,巡回指導並びに集合審査を随時実施したのち,平成9年6〜7月の県内の最終選抜において出品牛を決定します。
最後になりましたが,第7回全共において優秀な成績を修めるため,関係者が一丸となって推進してゆくことが重要ですので,皆様のより一層のご支援とご協力をお願いいたします。