岡山畜産便り97年5・6月号 (財)中国四国酪農大学校のヘルパー研修事業について

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(財)中国四国酪農大学校のヘルパー研修事業について

(財)中国四国酪農大学校 
 次 長  山 下  稔

 30人の新入学生の声がポプラ並木の若葉が一斉に吹き出した蒜山の野山にこだましています。平成9年度(第33期生)入学生の内訳は,構成県の鳥取,山口,高知を除く7県から23名と構成県外の大阪,滋賀,三重,福岡の4府県から7名の男子24名,女子6名の計30名です。
 現在(5月初旬)の大学校内は,1年生30名に校外研修生として大学校で研修をしている2年生8名を加えた計38名の酪農大学校学生と平成9年度第1期ヘルパー研修生4名の計42名で活気に満ちています。
 今日は,このヘルパー研修事業について紹介しましょう。酪農ヘルパー養成は,UR農政の1つの柱である“酪農にゆとり創出を”の実現のための1施策であります。そこで,当酪農大学校が「酪農ヘルパー研修施設」として6酪農ヘルパー全国協会(以下「全国協会」という)から指定を受け,平成3年度から実施している事業です。
 研修期間は,1ケ月間の短期(30日間)養成研修で,当校での基礎的な研修に加え,当校周辺の酪農家での実践研修が課される等全国協会が定めた飼養・搾乳管理技術等酪農ヘルパーとして必要な技術のマスターがなされるようカリキュラムの履習が求められています。研修生は全国協会からの推薦で当施設での研修を受けるわけですが,現在兵庫,島根,山口県から男女2名づつの計4名が平成8年度末に新装になった「酪農ヘルパー研修宿泊施設」(写真)をベースに当校周辺酪農家での早朝搾乳実習をはじめとし,当校での学科の研修を行っております。研修終了後は,全国協会から「終了証書」と「酪農ヘルパー専門技術認定書」が交付され,それぞれの派遣元団体に戻り当施設で身につけた技術,経験を活かした酪農ヘルパーさんとして活躍することとなります。
 参考までに,平成8年度末に岡山県,全国協会からの助成を受け新装になった「酪農ヘルパー研修宿泊施設」を写真で紹介させていただきます。
 当大学校における酪農ヘルパー養成研修実績と今年度の研修計画は次のとおりとなっています。
(研修実績)(H.3〜H.8) (単位:円)
H3年度 H4 H5 H6 H7 H8
男子 15 15 28 71
女子 10 11 15 13 49
25 26 21 41 120
(今年度研修計画)
第1期 H.9.4.15〜5.
 2  H.9.5.15〜6.
 3  H.9.7.14〜8.
 4  H.9.8.21〜9.

〈酪農ヘルパー研修宿泊施設〉…第1牧場
 ・木造平屋,1棟140u
 ・事業費 27,000千円(補助率1/2)
 なお,酪農ヘルパー研修への参加申込み等については,(社)岡山県畜産会に相談して下さい。