岡山畜産便り97年11・12月号 〔広場〕岡山県家畜人工授精師協会の発展

ホーム岡山畜産便り > 岡山畜産便り1997年11・12月号 > 岡山県家畜人工授精師協会の発展

〔広場〕

岡山県家畜人工授精師協会の発展

岡山県家畜人工授精師協会
会長 赤 峰 和 男

1 岡山県家畜人工授精師協会の概要

  岡山県家畜人工授精師協会は,昭和39年4月に,家畜人工授精師の社会的地位の確立と家畜人工授精師の適正配置及び家畜人工授精技術の向上,家畜人工授精組織の確立,一般農家への家畜衛生指導の強化を目的として,元県畜産課長であった惣津律士氏を初代会長として設立されました。
  現在,会員は各地区に設立されている7支部,148名(正会員123名,準会員25名)と賛助会員7団体を会員とし構成されています。
  人工授精師は,直接生産農家に接する機会が多く,農家に信頼される良き指導者,相談相手として,家畜の改良増殖の一翼を担っていると同時に責任も重く,その影響力は非常に大きいものがあります。
  そのため,受精卵移植等新技術の修得,交配指導,畜産農家への経営指導など,幅広い知識と能力が要求されることとなり,第一線で活躍する家畜人工授精師は日々その要望に応えるべく研鑽に努めています。

2 協会の活動内容

  本協会では,家畜人工授精組織の強化と会員相互の連絡協調を図るとともに,授精技術の向上並びに業務の円滑な推進を行うために,家畜改良増殖及び受精卵移植技術の研修会,講演会の開催並びに各種調査,資料配付等を行い,事業の内容を充実しながら家畜人工授精師の社会的地位の向上等に努めているところです。
  そのための主な業務として,次の各種事業を実施しています。

 (1) 研修会等の開催

  1)技術講演会の開催
    県内外から講師を招き,技術講演会を開催し,技術レベルの向上に努めています。
  2)研修発表会(優良技術発表会)
    岡山県及び岡山県酪農農業協同組合連合会並びに日本家畜人工授精師協会の助成を受けて,日頃の人工授精業務の中から,調査研究した技術等について発表し,会員相互の技術の研鑽を行うとともに,最優秀の発表者は全国発表大会で発表しています。
  3)家畜人工授精師研修会
    日本家畜人工授精師協会からの助成を受けて,受精卵移植技術を中心とした短期研修を開催しています。

 (2) 各種調査の実施

  1)産子状況調査
    乳用牛・肉用牛の繁殖関係を中心とした調査を実施し,今後の家畜改良増殖と本県畜産振興のための基礎資料として活用されています。
  2)受精卵移植実態調査
    受精卵移植技術を対象とした活動実態調査を行い,相互の技術の向上に努めています。
  3)乳用牛生産等動向緊急調査
    最近増加しているF1(交雑種)の調査を実施し,後継牛確保の指導を行っています。

 (3) その他

   岡山県畜産共進会,馬事振興等に積極的に参加しています。