ホーム岡山畜産便り > 岡山畜産便り1998年2月号 > サルモネラ食中毒の発生防止対策について

サルモネラ食中毒の発生防止対策について

「厚生省分科会の報告から」

1 殻付卵の衛生対策

 a 生産段階
  @ 農場における衛生対策の徹底
  A 輸入ヒナの検疫強化
  B SEワクチン等予防方法の有効活用
  C 食中毒原因究明への農場の協力
  D 重度破卵,孵化中止卵の食用禁止
 s 流通段階
  @ 重度破卵,孵化中止卵の食用禁止,ひび割れ卵の生食用禁止
  A 衛生管理要領による指導の徹底
  B 食品製造者,消費者等に対する卵の取り扱い方法の表示
   ア 生食ができる卵(農場GP住所氏名,期限表示,冷蔵保管,生食用)
   イ 加熱加工用の卵(農場GP住所氏名,GP日付表示,加熱加工用)
  C 卵食品製造加工は,割卵後速やかに70;,1min以上の加熱殺菌
 d 消費者段階
  @ 卵はきれいで,ひび割れのない,新鮮なものを購入すること
  A 購入した卵は,すぐに冷蔵庫に入れること
  B 加熱調理は,十分加熱すること
  C 生食時は食前に割卵して食べること
  D 料理が始まってから2時間以内に食べること

2 液卵の衛生対策

 (1) 殺菌液卵
  @ 成分規格(サルモネラ,大腸菌群陰性の微生物学的検査)
  A 製造の基準
   ア 原料卵(食用不適卵以外の正常卵,破卵,汚卵,軟卵に選別)
   イ 洗卵(汚卵の消毒,汚卵以外は飲用適の流水洗浄)
   ウ 割卵及びろ過工程(遠心分離及び圧搾割卵方式の禁止)
   エ 殺菌前の液卵の貯蔵(8;以下)
   オ 殺菌(連続式,バッチ式)
   カ 加熱殺菌液卵の冷却(8;以下)
   キ 殺菌済み容器への充てん
  B 保存等の基準(8;以下に保存,冷却液卵は−15;以下)
  C 表示の基準
    製造者住所氏名,保存方法,品質保持期限,殺菌した旨
 (2) 未殺菌液卵
  @ 成分規格(一般生菌数 10^個/n未満)
  A 製造の基準
   ア 原料卵及び洗卵(殺菌液卵と同じ)
   イ 割卵及び充てん(1ロットごと又は2時間ごとに清掃消毒)
  B 保存等の基準(殺菌液卵と同様)
  C 表示の基準
    製造者住所氏名,保存方法,品質保持期限,未殺菌である旨