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〔ニュースダイジェスト〕

「中国・四国ブロック養豚セミナー岡山で開催!」

岡山県養豚振興協会

 今回,広島県養豚振興協会の呼びかけで,県毎の養豚農家戸数の少ない中国・四国地域においてブロック単位での活動に向けて,生産者がフリーに話し合える場を持つことになり,過る11月6日,岡山市下石井の「まきび会館」で養豚セミナーが開催された。
 分科会形式で,@豚コレラ撲滅について,A畜産環境保全についてB養豚経営の未来についての3つのテーマを挙げ,1テーマに2つのテーブルを設け,各県の養豚協会の事務局が座長となり,参加者の意見交換をおこなった。参加者は,総勢64名。中国・四国ブロックからは37名,他に全国養豚協会が主催した国内先進地現地研修会参加者27名(北海道,宮城,山形,福島,岐阜,群馬,愛知,大阪,長崎,熊本,大分,宮崎)がオブザーバーとして参加。各テーブルに1県1名の割で配置され,自己紹介を交えて情報交換が行われた。2時間弱という短時間であったので充分な討議は出来なかったが,参加者が全国的なものとなったので,情報交換によるそれなりの効果はあったように思われた。
 今後,養豚経営を続けていくためには,豚コレラをはじめとする疾病対策,環境保全,後継者問題,豚肉消費拡大等課題が多くあるが,これら多くの課題を克服していくためにも生産者の団結が必要であるとの発言があり,これをうけて,来年以降もこのような生産者を中心とした養豚セミナーを開催していく必要性が提案され,採択され,場所,方法等については,後日,事務局サイドで検討されることになった。