ホーム>岡山畜産便り>岡山畜産便り昭和25年3月 |
○養鶏は農業経営上の重要たる要素として飼料事情の好転と共に急速に復興しつつあるが共同育雛設備を持たない処で初生雛を少羽数宛農家に分配したり又育雛技術者のいない処では失敗することが多いので生後30−40日位の中雛となつたものを購入すればその後は飼料を与えてさえおけば雛は独りで大きくなり斃死等による危険も極めて尠くて済む。
○か様にしてやるのが養鶏奨励上極めて必要なのに鑑み農場に育雛設備を設け本春は下記計画により一般農家等の副業養鶏用として中雛を配付することになったので希望者は直接農場に申込まれたい。
○中雛の配付計画
配付時期 | 予定羽数 | 摘 要 |
3月下旬 | 700 | 生後30日 |
4月上旬 | 210 | |
5月上旬 | 630 | |
6月上旬 | 420 |
○価格は当場渡1羽につき180円程度として日数により差異がある。