ホーム岡山畜産便り岡山畜産便り昭和25年3月

編集室から
購読料と広告について

 前号において、予告した通りいよいよ来月第6号よりは皆さんから実費と送料を頂いて発刊することになりました。諸賢の今迄と変らぬ愛情と御声援の程を…
 購読料は1年200円,半年120円(各送料共)で御希望の方はなるべく有志相図り御取纏住所氏名明記の上郵便小為替又は小切手で県庁畜産課内畜産便り編集係宛申込まれたい,此の際郵便局及び銀行共県庁内出張所を御利用願います。
 広告料は裏表紙の表1/4頁大で約2,000円程度でその他については適宜御相談に応じますから御利用願います,
 本誌発行部数は所要に応じ配付対象は県内と県外に分けると次の通りです
(県内)
 地方事務所,種畜場,郡畜連,農業改良普及所(72ヶ所)及び仝所より推薦の各村中堅農民600数10名,その他各家畜禽では畜産課の各々担任者が発送の任に当り,乳牛,和牛,防疫,飼料,養豚,緬山羊,養鶏,家畜共済馬等の各飼育関係者,各農事試験場,農学校,農協連等です。
(県外)
 全国各都道府県畜産課,農林省関係,各種種畜牧場,畜産試験場,中央に於ける畜産関係諸団体等で畜産関係の枢要ポストには洩れなく配付しその他関係雑誌の交換も40数部に達して居ります。

 小誌もここに5号を重ね,諸賢の御期待に副うよう,より一層内容の充実を図って居りますが読者あっての編集であって今後一層の御協力をお願いすると共に本誌に対する御批判と御投稿の栄をお願いしたい。
 畜産界に限らず小誌を通じて励まし合い,戒め合い……そうして業界の実態と情報をキャッチすることは,恰も飼料確保が絶対的であるように,今後畜産部門の経営には必須の要件であろう。
 小誌がよく諸賢の触覚的役目を果し,明日への歩みに有形,無形の力たらん事を願って……KO生