ホーム岡山畜産便り岡山畜産便り昭和25年4・5月

編集室から

☆行楽の春,4月9日,16日の日曜日は市内も郊外も人の波であった,桜の下に,芝生の上に楽しい集いが見られ,食糧事情も一応明るくなって来たことを示していた。
 自由思想の普及はよいが戦前にも見られなかった程の公徳心の低下はどうしたことか。表八ヶ町でも中筋でも依然として左側通行であり,公園の芝生は弁当空や紙屑で足の踏み場もない程だし,酔っぱらいは通行人にいたずらをするし,汽車も電車も我れ勝ちにおしかけ並んで待つのは車の来る迄のことになったり,車中では人の迷惑なんか考えもしないで大声で放談,放唱,これでよいのかと考えたくなる。今少し文化人としてのプライドを持ちたいものである。

☆方々へ出て見て畜産便りの反響の大きいのに驚く,これだけ読んで貰っているかと思うと編集者としてうれしくもあり又責任を感じる。一層の御批判と御声援を願いたい。読者諸氏の御意見も編集に取り入れ,一体となって伸びたいものである。

☆本誌も発刊以来順調な歩みを続けているが発行月が事実上1ヶ月遅れた形となったのでこの遅れを回復しその月のものをその月に出したいので今月号を4,5月号として出すことにしたから御了知願いたい。7月号よりはその月の15日を発行日として実施する予定で編集を計画している。