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畜産ニュース

台頭する英田郡養鶏

 採卵養鶏地帯として戦前相当発展した英田郡南部地域は終戦後は比較的養鶏稀薄地帯として関係者間には憂慮されていたが最近では飼養羽数も増加し在住の養鶏家においても何等かの対策を要望していたが去る7月27日巨瀬村農協において杉山常務理事英田郡南部普及所村田技師,地元養鶏家十数名が列席し振興対策を協議したが養鶏組織確立の重要性を確認し町村単位農協を中核として養鶏事業の推進を図りこの事業執行を円滑化するため各町村に養鶏協議会若しくは委員会を設置し且つ各村の連絡機関として英田郡南部養鶏協議会を設置することに決定した。
 なお英田郡の特殊事情から特に採卵養鶏に重点を置き今後に処することとなったが就中杉山常務理事は若き農村指導者であり京大において遺伝学を専攻した学識経験者,村田技師は岡崎,兵庫種畜牧場生え抜きの養鶏技術者先ず人的構成は完璧今後の発展が期待される。