ホーム>岡山畜産便り> 復刻版 岡山畜産便り昭和25年9月号 > 蜜蜂転飼割当協議会開かれる |
四季の蜜源を尋ねて,自然の恵みに浸る蜜蜂転飼にも,現実の混線に,目を覆いやれず,蜜源の分配調整の適正化を計り,養蜂業の発展を期するため,今春,蜜蜂転飼取締条例が定められたことは,我々の耳新らしいところである。
間近にひかえる蜜蜂の越冬は来春を待期して慎重でなくてはならない。
このため,8月25日,県庁構内御津地方事務所会議室において,県内転飼家30名参集のもとに,越冬蜜源びわ,そばの割当協議会が開催され,終始円満裡に,適正なる割当が実施された。
なお今後割当可能の蜜源地帯も局部的には多少あり,今後転飼希望者は,県畜産課と連絡の上,蜜蜂転飼許可証を受領の上転飼されたい。