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畜産ニュース

牛馬税遂に流産

 12月臨時県会に果樹税と共に提出された新税牛馬税も難行又難行で最後迄見通しがつかなかったが遂に果樹税の巻添えを食って流産してしまった。その為めに種畜対策250万円,販路拡張費50万円,種豚対策費10万円の事業費が打ち切られてしまった。狂犬病以外の施設には絶対使用出来ない犬登録料に300円もとられ,畜産全般施設に使用される牛馬1頭の100円が採れないのだから不思議なものである。
 種雄畜の設置になり,家畜保健衛生所や人工授精所の設置等畜産面では拡充しなければならない施策は多い,畜産人の御理解と御援助を御願いしたい。