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馬匹去勢講習会

 3月1日から3日間岡山競馬場において馬匹去勢講習会が開催された。
 受講生約40名,講師として浪速大学獣医科教授永田正弘氏同じく助教授野田亮二氏を招き開講した。

一日。午前9時開講,馬匹去勢学理について(長田講師)

二日。実馬についての永田講師の去勢手術実施指導があり続いて実験馬5頭の受講生による去勢が実施された。去勢法は枠場起立保定により術部及びその附近をリゾホリン液により清拭し,次いで精系のノボカイン注射液により局所麻酔実施後観血去勢術式に移った。最後の馬について木全式無血去勢器による無血去勢術が実施されその直後観血去勢を実施し,無血去勢器により挫減された精系を受講生に実施させ無血去勢法の確実性を実証した。午後1時全馬手術終了午後4時永田講師の術後検査要領の説明あり検査終了後散会した。

三日。野田講師より馬の伝染性貧血症についての講議あり伝貧病変組織並びに血液像の顕微鏡展示があり午後4時終了。3日間に亘る去勢講習会を閉会した。