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畜産ニュース

岡山牛香港に輸出

 従来外国向けの生牛輸出は一部台湾その他へ出たのみであったが今回香港のバイヤー,レビー商社と契約が出来第1回分として5月末50頭を輸出した。今回の輸出は全く試験であってこれが成功すれば今後毎月300頭位の契約は出来るので農林省通産省としても大いに援助をしているわけである。岡山牛が特に輸出されたことについては先般東京に設置した畜連の東京事務所の日笠君が活動して南貿易会社と契約を完了したことによるのであって,東京事務所設置の意義がはっきりとし,その存在価値を認められたわけである。日笠君の労を多とし,今後の活動を祈って己まない。