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岡山種畜場集合検定舎2棟建つ

 岡山県の養鶏は戦後著るしく発展し,最近の飼養羽数は推定100万羽で,鶏卵の生産高年間100万貫,食鶏15万貫,その内5,6割が京阪神や関門市場に移出され,その残りが地元消費である。本年度の種鶏検査は14万羽,孵鶏卵場47ヶ所で,その生産羽数400万羽とみても戦前を凌駕するに至った。
 このため現在の検定舎ではその任務を遂行することが不可能となったので,集合検定鶏舎の拡張のため県下養鶏業者と県と協力して,岡山種畜場検定鶏舎拡充期成同盟会を組織し,28万余円の寄附を集め不足は県費により,8月下旬起工,突貫工事を以て10月下旬2棟が立派に竣工した。そして去る11月4日牧石中学校々堂に於て盛大な落成並びに受納式を挙行した。岡山県の養鶏はこの検定鶏舎の落成を契機に官民一致和衷協同して益々種鶏改良に邁進することとなった。