終戦後急速に発達した北部地帯の酪農はその後組合員の増加と乳牛の増加に伴い,昨年秋頃より急速に乳量を増して来たが,今年に入り遂に20石を突破して益々増加の傾向にある。自給飼料に恵まれたこの地区は,農業経営上よりも有利であるので,将来の発展が期待される。