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畜産ニュース

酪農振興座談会開催

 邑久上道農業改良協議会第16回月例研究会は能瀬地方事務所長の肝入りで酪農振興座談会として,3月25日邑久上道地方事務所会議室に管内畜産団体職員,農業改良普及員,酪農篤農家と農業改良課より佐々木,黒住技師,畜産課より係員の出席を得て,有意義に開催された。能瀬所長の開会の辞につぎ参会者一同の推薦により大橋参事(邑久酪畜連合会)議長におされ会議の進行取決めにあたられた。佐々木技師の有畜農業について,黒住技師の飼料作物の栽培と野草の改良について講演あり,続いて篤農家の体験発表,質疑応答を行った。酪農50年伝統を誇る邑久牛乳の今後の方針を確立するため経営の合理化を図るは勿論,官民一体となって自からの力で団結を強固にして経済的立地条件に合致した乳牛を作出増殖して地勢的に推進するため酪農研究会を結成することになった。
 研究課題としての主要な事項は次の通りである。

一.酪農模範町村を設置し標準酪農家の経営研究
二.自給飼料の増産のため飼料団を設置(輪作連作の合理化)し飼料作物の選択研究並びに野生草の改良研究
三.酪肥の研究
四.乳牛の利用研究
五.優良乳牛の作出,配合研究
六.農家経営を豊かにするため搾乳か仔畜かの研究
七.牛乳の食生活に及ぼす研究

 以上であって次回の会合の1日も早からんことを約して散会した。