ホーム岡山畜産便り > 復刻版 岡山畜産便り昭和27年8月号 > 昭和27年度種鶏検査申請

畜産ニュース

昭和27年度種鶏検査申請
締切 8月15日

 昭和27年度の種鶏組合と孵化場の種鶏検査は昨年と同様,種鶏組合と孵化場の両者で適格者を合議選択して,組合長又は孵化場において申請書を下記様式に従い一括取纏めの上,地方事務所経由で8月15日迄に申請書を県あて提出することになったから,希望者は期限迄に申請されたい。
 なお種鶏場の能力別指定の基準については下の基準により,これを指定し,組織的蕃殖と改良意欲の増進に資したいから,これに該当する向は極力推薦されたい。

(申請書様式)
  年 月 日 申請者代表の住所
       地区組合名 右氏名        ○印
岡山県知事三木行治殿
  種鶏検査申請について
 昭和27年度種鶏検査を受検いたしたく別紙調書を添え
申請します。

 昭和27年度種鶏検査を受検いたしたく別紙調書を添え申請します。

(別紙調書)

受検者住 所 氏 名 種類 受 検 羽 数 総計
初 年 鶏 2年鶏以上
                   
 

【備考】原種鶏場志望者は氏名欄に◎印を,甲種鶏場志望者には○印を附すること。

(別記種鶏場区場)

原種鶏場

1.種鶏改良計画に積極的に協力し得るもの。
2.現に種鶏改良に専念し飼養鶏は前2代の血統明確なること。
3.単交配舎を有し年間産卵能力調査を実施していること。
4.系統蕃殖に必要な帳簿を備え記録していること。
5.白痢検査の結果その成績優良であること。

甲種鶏場

1.種鶏改良計画に協力し得るもの。
2.飼養鶏の血統明確なること。
3.トラップネスト設備を有し産卵実績により駄鶏の淘汰を実施し得るもの。
4.白痢検診の結果その成績良好であること。

乙種鶏場

 原,甲種鶏以外のもので,その飼養羽数は100羽程度を最低限とし,県営種鶏検査に合格したもの。