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岡山種畜場創立50周年記念式

 岡山種畜場は明治36年5月御津郡伊島村大字別所に創設せられたもので,全国道府県立種畜場としては第5番目に建設され,関東以西としては実に始めての施設であって,全国にほこり得るものである。
 大正10年には千屋分場を創設し,これが昭和13年に独立して和牛の改良を目的とした千屋種畜場となった。
爾来40有7年,別所の地に於て畜産の改良発達に貢献して来たが,用地の狭隘と時代の要求により24年現在地に移転拡充を完了したのである。
 その間外国種を輸入して種畜の改良を行い,全国に率先してバター,ハム,煉乳の製造試験を行い,又大正年間に既に人工授精の研究に着手し,イワノフ式の古い機械で注入を行っていた昔を思い今更に今昔の感が深いものがある。
 ともあれ50年の歩みは決して単調なものではなく,職場一同の努力と研究の結晶であって畜産の途を歩むものはその労苦に対し深く感謝の意を表すると共に更に将来の発展を祈って已まない。