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第9回岡山県畜産共進会開催日時決る

 本年は第1回全国和牛共進会並びに第16回中国連合畜産共進会が広島市において開催されるので,県共進会の開催方法等に関しては,各方面からかん心を持たれていたところであるが,去る6月8日畜産記念館において県及び各種団体並びに各郡畜連主任者が参集し,共進会規則を慎重審議の結果,万場一致で承認した。特に懸案となっていた綜合畜産共進会が久しぶりで開催されることになったことは,本県畜産の発展上誠に嬉ばしいことであり,畜産関係者各位の奮闘を切にお願いする。
 なお同日決定した規則の大要は次のとおりである。

開催場所及び日時

 第9回岡山県畜産共進会は県畜連,県酪農協会,県養鶏連,県養豚農協連共催で,9月26日から同29日までの4日間上房郡高梁町において開催する。

出品家畜別頭数

 第1部  黒毛和種々牛  90点
 第2部  乳用種々牛   30点
 第3部  種馬      15点
 第4部  種緬羊     30点
 第5部  種山羊     25点
 第6部  種豚      15点
 第7部  種鶏      50点
 第8部  参考品     若干

出品条件

 黒毛和種々牛 は昭和27年5月30日までに生まれた登録牛又は登録資格牛で県内産のものに限る。
 乳用種々牛 は生後16ヵ月以上で未経産牛においては県内産に限る。
 種馬 は明3才以上明5才までの登録された中間種
 種緬羊 は明2才以上明3才までのコリデール種
 種山羊 は明2才以上明5才までのザーネン種
 種豚 は昭和28年2月7日以前に生れた中ヨークシャー種であって牝は未経産のもの
 種鶏 は昭和27年4月7日から昭和28年4月7日の間に孵化した単冠白色レグホン種,横斑プリマスロック種,単冠ロードアイダンドレッド種,名古屋種で雌雄1番のもの
 参考品 は事前にこの会に申し出て許可したもの

出品方法

 出品者は出品申込書,解説書(様式省略),登録証明書,その他血統を証明する書類の写各1部を作成し,昭和28年9月22日までにこの会の事務所へ提出のこと。
 出品家畜は9月26日迄に搬入し同月29日14時以後に搬出することになっているが,会期中出品の外泊を願い出る場合は事情により許されることがある。しかしこの場合は規定の時刻までに出陳しなければならない。

審査及び褒賞

 審査員の構成については各郡主任技術員を入れるか否かについて若干の意見もあったが,大体昨年同様入れる線で構成される予定である。出品家畜で優良なものは4等級に分けて入賞させ,その外のものは等外とする。
 出品の審査は9月26日から28日12時まで行われる。
 褒賞授与式は9月29日10時に行われる。

その他

 開場は8時,閉場は16時であるが,都合により変更されることがある。
 顧問として池田夫妻を推戴する。
 本年の畜産共進会が綜合となったことは引続き連合共進会や全国和牛共進会の開催を控えている故もあるが,家畜別の単独共進会よりも開催経費の点や手数の面でも有意義であり,又一面共進会を多彩なものにした点で結構なことと思う。将来は更らに一段と飛躍して農業祭としてその一部に畜産共進会が割当てられるようにでもなれば尚一層有効なものとなるだろう。