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畜産ニュース

牛の奇病 霧酔病にメス
農林省から調査団を派遣

 中国地方の放牧地農家を悩ます牛の霧酔病につき農林省では去る6月1日から半月間,島根県飯石郡掛合町を拠点として越智博士を団長に木全(病床)齊藤(病理)山本(同)各博士のほか植物,細菌病理などの権威者を網羅した調査団を派遣,岡山,島根,鳥取,広島4県にわたる山岳奇病に科学的メスを入れることになった。
 岡山県でも新見町に調査連絡本部を設け,各種の資料収集に乗出すが「霧酔病」は例年5月下旬から6月上旬にかけ,緑の草を求めて放牧が始まる初期に発生,ひどい時には仮死状態に陥る原因不明の奇病である。
 なお岡山県からは調査団として長江技師を派遣した。