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兵庫種畜牧場開場25周年記念式盛大に挙行

 兵庫種畜牧場は昭和3年2月播磨種鶏場として発足して以来本年で25週年を迎えたので10月30日会場に於て農林省生産課長を始め多数の来賓を迎え,盛大な記念式典が挙行された。同場は中国,四国の10県を管内に持ち,昭和3年4月より事業を開始し,12年には養兎事業も開設し22年よりは更にあひるに関する業務も開始したが,28年より養鶏専門の種畜牧場になったのである。
 その間管内に払下された初生雛は27年度迄で519,876羽,中雛8,729羽,種卵225,666個に達している。産卵能力検定成績は検定羽数4,085羽で300個以上80羽250個以上299個迄742羽を出している。同場の白レグ雄OD−455,26D−3横班プリマスロック雄OD−410,単冠ロードアイランドレッド雄OD−452,等の系統は全国的に有名なものである。