畜産ニュース

　最近の酪農ブームに乗じて不正を働いている無免許家畜商を取締るため去る10月30日県下の製酪工場長および酪農協組合長にたいして取締り強化に協力してほしい旨の通知書を出した。
　県下の免許登録家畜商は現在1,503名であるが，乳牛の飼育熱が最近急激に高まってきたのでこれら家畜商と結託または単独で取引をする無免許の家畜商が約20名程いるものとみられている。これら無免許の家畜商が扱っている乳牛は品種および取引価格の点で適正でないものが多いので酪農振興上とくに取締りが強化されるわけで，酪農家の協力が要望されている。