ホーム岡山畜産便り > 復刻版 岡山畜産便り昭和29年7月号 > 〔畜産ニュース〕有畜農家創設用和牛450頭割当さる

〔畜産ニュース〕

有畜農家創設用和牛450頭割当さる

 有畜農家特別措置法に基く昭和29年度家畜導入資金借受限度額のうち馬及びめん羊については先に暫定借受限度額の通知があったが,その後去る6月役肉牛についても第1・4半期第2・4半期暫定分として450頭,融資額1,260万円の割当があった。
 役肉用牛の昨年度の平均融資単価は2万6,600円(購買原価3万8,000円)であったが,今年度の平均融資単価は2万8,000円(購買単価4万円の70%)に増額されている。
 家畜の購入地は今年は特に指定されていないが,各県からの管外導出可能頭数は別表のとおりであるが,岡山県からの移出可能頭数は第1・4半期1,350頭,第2・4半期3,150頭,合計4,500頭である。
 なお岡山県下の役肉用牛の取引相場は昨年夏秋と戦前戦後の最高値で活況を見たが,本年に入ってこの景気も峠を越し現在では昨年の2割−3割安で平均仔牛雌3万5−6,000円,雄1万5,000円内外と下向の気配が強い。これに伴って態々中金から資金を仰がなくても農協自己資金で導入するという所も大分増えつつある。
 しかしこの度の役肉牛の割当によって夏から秋にかけて取引相場は上向くものと予想される。