ホーム > 岡山畜産便り > 復刻版 岡山畜産便り昭和30年1月号 > 第1回全日本緬羊共進会開催日決る |
我が国の緬羊及び山羊の飼育頭数は遂年急速な増加を示し,昭和30年緬羊は100万頭増殖が達成されるので,これを記念としてこの際緬羊と同様な状況下にある山羊も含めた第1回全日本緬羊,山羊共進会が次の要領で開催されることになった。なお本県からは緬羊は5頭,山羊は2頭出品予定であるので,優秀な成績をおさめたいので何分の御協力を願いたい。
社団法人 日本緬羊協会
社団法人 日本緬羊登録協会
日本山羊協会
社団法人 日本山羊登録協会
農林省,通商産業省,厚生省,文部省,東京都,日本国有鉄道,日本羊毛紡績会
東京都不忍池畔(予定)
昭和30年10月7日-10日(4日間)
950万円
(一)緬羊
(1)種雌緬羊 80頭
(2)種雄〃 40〃
(3)肉 〃 40〃
計 160〃
(二)山羊
(1)種雌山羊 75頭
(2)種雄〃 15〃
計 90〃(予定)
(一)緬羊
(1)種緬羊は社団法人日本緬羊登録協会の日本コリデール種緬羊登録規程により登録又は登記したもので,明2才のもの及び明3才以上明4才以下のもの。
(2)肉緬羊はコリデールと認められるもので当才又は明2才の去勢緬羊とし,明2才のものは春季剪毛したままのもの,当才のものは剪毛しないもの。
(3)掃除剪の程度を超える化粧剪をしていないもの。
(二)山羊
(1)種雌山羊は社団法人日本山羊登録協会のザーネン種登録規程により登録また登記をしたもので未経産山羊(明2才以下)と経産山羊(明4才以下)とする。
(2)種雄山羊は前項同様登録又は登記をしたもので,明2才以上明4才以下のものとする。
(三)明2才-明4才の種雌緬羊は経産緬羊でその全産仔が仔緬羊登記をしているもの。
又経産山羊については前項同様その全産仔が産仔登記をしているもの
(四)種雄緬羊及種雄山羊は家畜人工授精所又は家畜保健衛生所の精液検査を受け異常のないもの
(五)出品家畜は国内産のもので国の所有に属せず出品者が引続き6カ月以上(肉緬羊は3カ月以上)飼育又は管理しているもの
第一部 種雄緬羊
第一類 明2才のもの
第二類 明3才以上明4才以下のもの
第二部 種雌緬羊
第一類 明2才のもの
第二類 明3才以上明4才以下のもの
第三部 肉緬羊
第一類 当才のもの
第二類 明2才のもの
第四部 種雌山羊
第一類 明2才以下で未経産のもの
第二類 明4才以下で経産のもの
第五部 種雄山羊
明2才以上明4才以下のもの
区 分 | 緬 羊 | 山 羊 | 計 | |||||
等 級 | 雄 | 雌 | 肉 | 小 計 | 雌 | 雄 | 小 計 | |
優等賞 | 2 | 5 | 2 | 9 | 4 | 1 | 5 | 14 |
1等賞 | 5 | 10 | 5 | 20 | 10 | 2 | 12 | 32 |
2等賞 | 13 | 25 | 13 | 51 | 23 | 5 | 28 | 79 |
3等賞 | 20 | 40 | 20 | 80 | 38 | 7 | 45 | 125 |
計 | 40 | 80 | 40 | 160 | 75 | 15 | 90 | 250 |
(一)全国緬山羊大会
(二)展示会
(三)即売会
(四)実演会
(五)演芸会
(六)其の他