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畜産ニュース

適正価格を要望
フスマ抑制策協議

 農林省では最近のヌカ類の高騰を抑えるため政府所有輸入フスマ約3,000トン,飼料大麦約18,000トンおよび内地産等外上麦の1月以降放出と外国フスマ13,500トンの輸入促進措置を講じているので岡山県畜産課岡山食糧事務所では,去る1月26日岡山食糧事務所へ県内主要フスマ製造業者を集めて価格抑制策について協議,農林省が示した適正価格基準,30㎏(8貫)容器込工場貨車乗価格,新スフ袋入745円以下,俵および紙袋入725円以下,麻袋およびカマス入735円以下で販売業者と取引し,一般消費者には少くとも800円以下で売るよう業者の協力を求めた。