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畜産ニュース

蜜蜂転飼割当決る

 岡山県下の30年度ミツバチ転飼割当会議を2月21日,22日の両日,岡山市桑田町の岡山県畜連会議室で開き,業者約100名が集って,3月中旬からはじまる本格的な転飼について地域的な協定および転飼方針などを協議した。ミツバチの転飼は3月中旬からナタネ,レンゲ畑を中心に展開され,つづいてミカン,トチの木,フクラシ,クリ,カボチャ,ソバ,ビワなど秋口にかけて県下全域にわたって蜜源を追うが,今年はレンゲ畑に1,668群,ナタネ畑に615群が転飼され,ほかに県外から650群が参加する。
 これは例年の転飼群数より約2割少いが,昨年のパラチオン禍でミツバチが多数死滅したことが主な原因だとの意見が支配的であった。
 なお最近ミツバチの病気として腐ソ病(アメリカ型)が全国的に発生,マン延の傾向にあるので,汚染地帯(現在発生県は北海道,青森,千葉,岩手,福島,静岡,長野,富山,石川,岐阜,三重,鹿児島)からの転飼申込みは拒否することを申合せた。レンゲ,ナタネ畑の郡市別割当群数はつぎのとおり。
(県内分のみ)

  レンゲ ナタネ   レンゲ ナタネ
岡山 156 180 真庭 43
倉敷 25 133 苫田 728 20
津山 315 勝田 55
邑久 39 7 久米 145
上道 19 都窪 4 46
児島 30 赤磐 12 72
御津 10 10 西大寺 23 35
吉備 75 浅口 7
阿哲 85 1,668 615