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畜産ニュース

牧草種子を無償配布
草地改良指導地設置要領決る

 家畜飼料の自給増産を図るため,昭和30年度草地改良指導地設置要領を定めて,県下100ヵ所の草地改良指導地を設置することになった。同指導地には約40万円の予算で優良牧草を無償配布することになっているが,指導地の指定は原則として部落を対象とし,市町村長が責任者となるが,周辺のモデルとなりうるところが優先的に指定される。
 牧草の種子はレッドクローバー・ラジノクローバー・オーチャドグラスなどで,9月上旬に配布されるが,指定希望申請書は7月10日までに地方事務所を経て県畜産課へ出せばよい。