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岡山県獣医畜産学会 研究発表特集

(13)インフルエンザヴイールスの発育に及ぼす菌毒素の影響

                                        岡山県衛生研究所
                                        吉岡達治  岡 好万  中田三郎  北村直次

 Influenza  Virus  の発育に種々の polysaccharide  が Inhibite  capacity  を有し且つその Mechanism  も推論されているが菌毒素によるその影響はあまり研究がない。Friedlander  bacillus  の  Polisaccharide(endotonin)の影響は  Ginsberg  などにより述べられているが,その他の報告を聞かないので昨目下細菌学会に発表の Shigella  Endotonin  による発育抑制実験に引続き  Defhther : a 及 Shigella  dysenterise I の Ektotoxin 及びその  Toxoid  の及ぼす効果を見た。Hemagglutrmation,  I  Dso  Titration  に於て  Toxoid  は可成り著明な増殖抑制を見せた,併し  Toxin  の致死量は小なのでこの範囲内の試験ではその効果は無かった,之を De  embryonatedmethod  で見ると Toxin もやはりその効ある事が分った。この場合は  Hem  agglutination  と  C. F. Antigenicity  を調べた。以上の実験に於て  chorioallantoic  membrane  に於ける  Influenza  Virus の増殖にこれ等の  Toxin  は  Inhibition の効果を認める事が出来た。