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12回岡山県畜産共進会
井原市で開催に決る

 今秋開催される第12回岡山県畜産共進会及び第17回中国連合畜産共進会の打合会が去る12月6日,岡山市桑田町の県畜連において開催された。打合会参集者は,県畜連,和牛登録協会県支部,県酪農協会,県養豚農協,赤磐,和気,邑久,都倉,小田,井原,吉備,高梁,川上,真庭,勝田,英田の12郡畜連,倉敷,高梁,勝山,津山,美作の5地方事務所及び県の関係者30余名で,まづ最初,第17回中国連合畜産共進会について惣津県畜産課長,林畜産係長から概略次のとおり説明があった。

一.第17回中国連合畜産共進会

1.開催日時及び場所

 昭和311011日から15日までの5日間,山口県徳山市旧海軍燃料廠跡

2.家畜別出品頭数

家畜別  総出品数  岡山県出品数

和牛   80頭    13

乳牛   30頭    5頭

肉牛   37     5(メス3,去勢2)

馬    15     3

めん羊  33     5

山羊   25     3

豚    25     3

鶏    50     10

3.その他

 委員会の設立については県において後日検討して決定し,選抜の方法は,最終選抜を綜合県畜産共進会において実施するも,家畜別の事情を考慮する。最終選抜までの選定,管理指導などについては,県において具体計画を樹立の上実施することになった。

二.第12回岡山県畜産共進会

 開催場所については,井原市,和気郡和気町の両希望地について協議されたが決定にいたらず,各出席者共再応県へ一任し,その後県で協議の結果,井原市で開催することに決定した。

 開催日、出品頭数等については次の規則のとおり。

12回岡山県畜産共進会規則

第1章 総則

第1条 この会は,第12回岡山県畜産共進会といい,家畜の改良とその生産物の改善向上を促し,併せて畜産に関する知識を普及啓発することを目的とする。

第2条 この会は,岡山県が主催し,昭和31年9月20日から同月23日まで井原市において開催する。

2 この会の事務所は,岡山県畜産課内に置く。但し会期中は,会場内に置く。

第2章 出品

第3条 この会の出品は,次の8部とする。

第1部 和種々牛 80 雄20,雌60

第2部 乳用種々牛 30

第3部 肉牛 20 雄10,去勢牛10

第4部 種馬 10

第5部 種緬羊 30

第6部 種山羊 30

第7部 種豚 20

第8部 種鶏 30

第4条 出品家畜は,本県内で生産されたものでそれぞれ次の条件を備えたものでなければならない。

1.和種々牛は,昭和30年6月10日までに生れたもので,その父母,祖父母共に登録牛であるもの,又は,高等登録牛及び昭和30年3月31日までに生れたもので旧登録規程による高等登録資格牛,但し,雄にあっては岡山県優良種雄牛生産育成要領に適合するもの。

2.乳用種々牛は昭和30年6月10日までに生れた登録牛又は,ホルスタイン系種

3.肉牛は,雌にあっては,昭和251011日以後に生れたもので,出品者が引続き,6ヵ月以上飼育したもの,去勢牛にあっては,昭和281011日以後に生れたもので出品者が引続き,3ヵ月以上飼育したもの。

4.種馬は,明3才以上,明5才までの登録された中間種

5.種めん羊は,明2才までの登録又は登記された日本コリデール種

6.種山羊は明2才以上の登録又は登記された,日本ザーネン種

7.種豚は,2月10日までに生れた登録又は登記された中ヨークシャー種

8.種鶏は,ふ化後6ヵ月以上,24ヵ月までの,単冠白色レグホン種,横斑プリマウスロック種,単冠ロードアイランドレッド種,名古屋種で雌雄一番のもの。

第5条 出品者は岡山県内に居住し,農業又は,畜産業に従事する者又は畜産に関係のある団体でなければ出品することはできない。

第6条 この会に出品しようとするものは,別紙様式の出品申込書に登録証明書,その他血統を証明する書類の写を添えて昭和31年9月15日までにこの会の事務所に提出しなければならない。

第7条 出品家畜は,昭和31年9月20日午前10時までに会場に搬入し閉会式後搬出するものとする。但し会期中に出品家畜の外泊を希望するものは,事情により許可するが,この場合は所定の時刻までに出陳しなけばならない。

2 出品に関して不正があると認めたときは,出品を取消又は搬出を命ずることがある。

3 出品家畜でなければ会場内にひき入れてはならない。但し参考出品として許可を受けたものはこの限りでない。

第8条 出品家畜は,場内に搬入する際健検査を行い,疾病,悪癖,その他の事由により他に危害を及ぼす虞あると認めたときは,出品を拒絶し,又は会期中にこの種の事故があったときは,家畜を場外に搬出させることがある。

第9条 出品家畜には,すべてこの会から交付する標札を付けなければならい。

10条 出品家畜に対しては,この会において適当の保護を加えるが不可抗力による損害並びに審査による損耗に対しては,その責任は負わない。

11条 会期中に出品家畜を売買することは差支えないが引渡は,閉会後にしなければならない。

12条 出品家畜に対する補助は,特に必要と認める場合の外には交付しない。

第3章 審査

13条 出品は参考出品を除きすべて審査する。

14条 審査は,会長の任命又は委嘱する審査長及び審査員が行う。

15条 審査は,昭和31年9月20日に開始し,同月22日に終了する。

16条 審査の結果により次の4等級に分けて入賞せしめ,その優秀なものに対しては農林大臣に褒賞授与の申請をする。1等賞,2等賞,3等賞,4等賞(褒状)

    2 前項により入賞した家畜に対しては,この会が賞状,褒状及び賞品を授与する。

17条 褒賞授与式は,昭和31年9月23日に行う。

18条 出品者は,審査について辞退,拒否,再検査の請求又は,審査の結果について異議の申立をなし,又は褒賞の授与について辞退若しくは拒否することはできない。

第4章 参観人の心得

19条 開場は,毎日午前8時から午後5時までとし,その間の参観は歓迎する。但し許可なくして出品家畜に触れ又は場内の秩序を乱してはならない。

第5章 組織及び事務

20条 この会に次の役員を置く。

会長 1名

副会長 1名

21条 会長は,知事をもってこれに充て副会長は,農地経済部長をもってこれに充てる。

    2 会長はこの会を代表し一切の事務を総理する。

    3 副会長は会長を補佐し会長に事故があるときはこれを代理する。

22条 この会に次の職員を置く。

事務委員長 1名

事務副委員長 2名

事務委員  若干名

    2 事務委員長は,会長の指揮を受けて事務を処理する。

    3 副会長は会長を補佐し会長に事故があるときはこれを代理する。

    4 事務委員は事務委員長の指揮を受けて事務を分掌する。